アクトMT メルマガ第91号:アンガーマネジメント(その2)

前号から、日本アンガーマネジメント協会の朴澤さんの講演から、怒りをコントロールするというお話を紹介しています。
前号は、自分の怒りのタイプを知ろうというお話でした。
怒りを感じたときに「オッオ~ 自分の怒り感情が、怒りだした」と、自分の中で認識してコントロールするということでした。
皆さんは、自分の怒りのタイプをチェックしてみましたか?

今回はもう少し積極的に、怒りをコントロールし、さらに改善する方法です。

ところで、スタンフォード大学の調査によると、怒りを感じているとき、心臓のポンプ効率が5%も低下して、心機能にダメージを与えるそうです。
さらにこの様にして心臓疾患にかかると、怒りっぽい人が心臓停止で死亡する確率は、穏やかな人の3倍。さらにこれに高脂血症が加わると5倍になるそうです。
そこで、怒りをコントロールするトレーニングを受けると、2回目の心臓発作をを起こす確率は44%も低下したそうです。

長生きするためにも、アンガーマネジメントは必要なようです。

*** アクトMT メールマガジン 第91号 ***

■ アンガーマネジメント(その2)

目的は、「怒りと上手に向き合う」ということです。
怒りを我慢するのではなく、怒りの感情を自分自身が受け止め、コントロールすることが目的です。

「怒り」をマネジメントする方法としては、前号でお話した「6秒待つ」という方法もありますが、もう少し積極的に怒りのもとを改善する方法があります。

普段感じている自分の怒りを冷静に見ることにより、怒りのもととなった事実を認識し、それを相手に伝えることで、状況を改善します。きっと効果があります。試してください。

まず、自分が感じている「怒り」を冷静に見るために、それを書き出してみます。
書くことは、次の4つです。

 ① 誰に怒ったか
 ② どんな出来事に怒ったか
 ③ どんな風に怒ったのか
 ④ 自分は、どんな気持ちだったのか

書いたら、その怒りの温度を計ってみます。
落ち着いているときが、0度。爆発しそうな状態が、100度です。
怒りを書いた紙を、0~100度の温度計のメモリの上に置いてみましょう。
この様な作業だけでも、自分の怒りを冷静に見ることができます。

冷静になったところで、「④ 自分は、どんな気持ちだったのか」に注目します。

「怒り」は、2次感情といわれています。
つまり、そのもとになった1次感情から、怒りが引き起こされます。
1次感情には、心配、悲しみ、寂しさ、落胆、傷つき・・・などがあります。
これらの1次感情を満たすために、2次感情の怒りが出てきます。

そして、「④ どんな気持ちだったのか」が、あなたの怒りのもととなった1次感情です。
つまり、怒りを解決することとは、④ を改善することです。

怒っても、自分の気持ちは、相手には伝わりません。
そこで、怒りに至る ④ の1次感情を振返り、怒り以外の方法でにそれを相手に伝えます。

その方法は、「私は」から始まる「I(アイ)メッセージ」です。

 「私は、その出来事で・・・という気持ちになりました」
 「私は、そのとき・・・して欲しかった」

と、自分の1次感情で感じた気持ち、つまり ④ を相手に伝えます。
すると、相手も冷静に受け止め、理解してくれます。

このように、「怒り」を感じたときに、そのもとになっている1次感情を振返ることで怒りを治め、それを相手に伝えることで改善を計ります。

ところで、1次感情は、あなたの考える「理想」と「現実」との間のギャップが原因になっています。
「理想」は、あなたの「こうあるべき」との考えに基づいています。
「現実」は、相手の考えや行動です。

この「べき」が、あなたの怒りの根源であり、あなたの体質です。
そして「あなたらしさ」であると同時に、あなたの「こだわり」であったり、「囚われ」となります。

この「べき」を「怒り」に結び付けないための方法として、「アンガーログ」があります。
「アンガーログ」は、「怒りの日記」を付けることで、自分の「べき」を知ります。
そして、自分の「べき」に振り回されなように、それを緩めます。

講演は、ここまででしたが、アンガーマネジメントは、まだまだ奥が深そうです。
今回の講演を聴いて、私は、アンガーマネジメントで、自分の感情に責任を持つことが大切だと感じました。
そして何より、怒りをコントロールして、長生きしようと思います。

では、また次回のメルマガを楽しみにしてください。

***ご案内***

■ コーチングスポット
11月のテーマは
 信頼関係(相手を受止める)

「信頼関係」は、人と人とがかかわる基本です。
信頼関係を築くには、相手の話をしっかりと聴くことが第一歩です。
信頼関係を築くための話の聴き方を学びましょう。

[日時]
11月6日(木)19:30~21:30
(都合により、木曜日開催です。水曜日ではありません)

[場所]
日暮里ホテルラングウッド サニーホール
JR日暮里駅南口徒歩1分 荒川区東日暮里5-50-5

[参加費]
700円

[定員]
20名

詳細は、  http://www7b.biglobe.ne.jp/~act_mt/cospot.htm

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アクトMT 森戸





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