アクトMTメルマガ126号:令和を楽しむ <初めてのコーチング勉強会>

一夫は、家に居る時間が長くなってから、妻の良子との会話に煩わしさを感じているようです。一方、良子は、一夫との会話は今までもそうだったと思っていますが、一夫が昼間にやることがないことは気になっているようです。でも、この解決には時間がかかりそうですね。
ところで、一夫が初めて参加したコーチング勉強会で「聴いてもらっている」と感じたという感動はお話ししましたが、今回はもう少しそのコーチング勉強会の様子をお話しさせてください。

*** アクトMTメルマガ126号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。
そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <初めてのコーチング勉強会>

一夫は、4月から地域の集会所で始まったコーチング勉強会に通っている。

地域広報誌に載っていた開催案内に、「自分らしく生きよう。自分らしさは自分の中にある」というテーマが気になって受講してみようと思ったのだ。リタイアしてから1年余りたち、毎日家にこもったような生活が続いていたことが、このテーマに一夫の目が止まった理由だろうか。

しかし、いざ当日になってみると、一夫の中に不安がわいてきた。
「どんな人たちが参加しているのか?自分のような年代の人もいるのだろうか?」
「どんなことをやるのか?失敗して恥をかくようなことはないだろうか。」
そんな思いを感じながら、集会所の入り口で受付を済ませた。

会場に入ると、すぐに講師のコーチから声をかけられた。
「こんばんは。神崎さんですね。ようこそ、いらっしゃいました。コーチの和泉です。」
「あっ、こんばんは。神崎です。」
一夫は、答えた。そして声をかけられたことで少しホッとした気持ちになった。

この和泉コーチによれば、この勉強会は、コーチ養成所とは違い、普段の生活の中で使えるコーチングを身に着け、活用することを目的としているそうだ。なので、難しい理論より、日常的なことがらを取り上げ、コーチングの観点から考えたり、実習したりする。

もともと、一夫はコーチになることなど考えていなかった。さらに、以前に会社で受けたコーチング講習は理論が多くて、ほとんど身につかなかった。だから、コーチの『普段の生活で使えるコーチング』という言葉を聞いて、納得したような気持になった。

そして、一夫は周りを見渡し、ここに来るまでの不安は忘れて、「何とかなる」という気持ちになっていた。受講生は15名程度で、男女半々という感じだった。ビジネスマン風の若者から、家庭の主婦と思われる女性もいる。何より一夫を安心させたことは、自分と同じ世代の男性がいるということだった。一夫と同じようにリタイアしたと思われる世代の男性が何人かいた。

第1回目のテーマは『話を聴く』だった。和泉コーチは、「話を聴くことは、普段の人間関係でも、コーチングでも、一番基本的で大切なことだ」と言っている。しかし、話を聴くことは、当たり前に誰でも毎日行っていることだ。改めて『話を聴く』とは、いったいどんなことをやるのだろうかと、一夫は思っていた。

** 次回に続く **

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