アクトMTメルマガ130号:令和を楽しむ<夏祭りは中止すべき>

一夫は初めてコーチング勉強会に参加して、2つの課題ができました。一つは、相槌の練習。そしてもう一つが「自分らしく生きる」について考えることでした。そして5月になり、一夫が会長となって2回目のマンションの役員会が開催されました。ここで、最初にお話しした「会長さん。聴いているんですか!」と言われる事件が起きます。

*** アクトMTメルマガ130号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。
そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <夏祭りは中止すべき>

5月に2回目のマンションの役員会が開催された。今回の議題は、マンションの夏祭りだった。夏祭りは、役員会が中心となり、毎年7月に開催している。

「まずは日程を決めて、準備を進めたいと思います。」
一夫が議事を進めようとした。

ところが、春日の奥様がそれをとどめた。
「会長さん、ちょっといいですか。夏祭りはこれまでずっと続けていて、去年も開催しました。でも、役員だけで準備して、参加する人は、ほんの少しなんですね。今年もこんなことになるなら、意味がないと思います。中止にすべきだと思います。」

すると、沙織ちゃんが春日の奥様に賛成して発言した。
「私も去年まで役員でもなかったので、夏祭りにはあまり興味がなく、参加したことがありません。春日さんがおっしゃるように参加する人が少ないなら、中止にしてもいいのかなと思います。」

一夫は、予想外の展開に戸惑った。夏祭りは代々の会長からの引継ぎ事項であり、当然開催するものと考え、まったく疑問を持たなかったのだ。

短い沈黙の後、黒田長老が口を開いた。
「確かに参加者は少ないかも分からないが、これまで続けてきたのだから、今年も続けた方がいいのではないかな。やめると残念がる子供もいると思いますよ。」

一夫は、開催の意見が出たことで少しホッとした。

さらに、ニコニコしながら皆の発言を聞いていた川上パパが、開催に賛成して発言した。
「夏祭りは楽しいじゃないですか。確かに、一部の人しか参加していませんが、皆で誘って参加する人を増やしましょうよ。」

一夫は、黙って皆の話しを聞いていた。

すると、春日の奥様がさらに中止を主張した。
「私も開催すべきとは思いますが、参加する人も少ないし、去年は協力してくれる人もいなくて、私なんて他にやる人がいなかったので・・・・。」

「会長さん!聞いているんですか?」

春日の奥様が、声を張り上げた。

** 次回に続く **


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