アクトMTメルマガ137号:令和を楽しむ<『繰り返し』と『感情の反射』(その2)>

前号では、神崎一夫は、2回目のコーチング勉強会参加しました。今回のテーマは『相手を受け止める』。そして、傾聴技法の『繰り返し』と『感情の反射」が課題です。一夫は、どれも理解し難いようですが、早速に、2人一組になった練習セッションが始まります。


*** アクトMTメルマガ137号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。
そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <『繰り返し』と『感情の反射』(その2)>

和泉コーチの『繰り返し』と『感情の反射』の説明が終わり、2人一組になった練習セッションになった。

はじめに、和泉コーチから指示があった。

「まずは、前回の勉強会で練習した、『うなずき』と『相槌』を忘れずにやります。これが基本です。

『繰り返し』は、相槌の『はい』とか『ええ』の代わりに、相手の話した言葉をそっくりそのまま繰り返します。慣れないうちは、相手の言った最後のことばを繰り返してください。『行ったんです』と言ったら『行ったんですね』。『楽しかった』と言ったら、『楽しかったのですね』という具合です。

『感情の反射』は、相手が笑顔だったら、こちらも笑顔。相手が深刻な顔だったら、こちらも深刻な顔になります。

『うなずき』の動作で、相手の目から『受け止めました』と伝えます。
『相槌』の声で、相手の耳から『受け止めました』と伝えます。
『繰り返し』で、相手のことばを『受け止めました』と伝えます。
『感情の反射』で、相手の想いを『受け止めました』と伝えます。

こうして、今回のテーマである『相手を受け止める』ができます。」

この和泉コーチの説明に、一夫は思った。

「話を聞く前から面白そうに笑顔になったり、深刻な顔になったりできるはずがない。話をしっかりと聴いてからでないと、相手にも失礼ではないか。『相手を受け止める』とは、どういうことなのか、よく理解できない。」

そして一夫は、『感情の反射』は理解できないが、相手の言った言葉を繰り返す『繰り返し』は、やってみようと考えた。

和泉コーチの指示で、全員が立ち上がり、練習セッションのパートナを決めた。練習セッションは、2人一組で話し手役と聴き手役となり、話を聴く練習をする。話し手役と聴き手役は、1回目と2回目で交代するのだが、今回の一夫は、積極的に先に聴き手役になることにした。

しかし、聴き手役になることを選んでみたものの、うまくできるか少し不安だった。前回の勉強会で練習した『うなずき』と『相槌』をもっと練習しておけばよかったと悔やんでいたからだ。それでも、今回の新しい課題である『繰り返し』もやってみようと考えた。

もちろん、聴く姿勢も忘れていない。腕を組まないで、足も組まない。少し前かがみになって『聴かせてください』という姿勢だ。

こうして一夫が聴き手役になった練習セッションが始まった。一夫は意識して声を出して「え~」「はい」などと相槌をした。そしてさらに『繰り返し』をしようと思った。

ところが、・・・。出てこない。繰り返す言葉が出てこないのだ。それでも、何とか繰り返す言葉を見つけて繰り返してみた。しかしタイミングが遅れ、相手の話にかぶってしまった。結局繰り返しにならなかった。

一夫は焦った。さらに、『繰り返し』『繰り返し』と考えているうちに、相手が何を話しているか分からなくなってしまった。

そして気が付いた。何と、腕を組んでいた。慌てて腕をほどき、手を膝の上に置いた。そうこうしているうちに、相槌も「あ、そう」だけになっていた。ますます焦った。

「はい、ここまでです。」

和泉コーチから練習セッションの終了が知らされた。

** 次回に続く **


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント