アクトMTメルマガ148号:令和を楽しむ<プラスのめがね>

一夫は、3回目のコーチング勉強会に参加しました。テーマは『想いを感じる』。コーチングの目的は『目標を達成すること』ですが、『想いをかなえること』が大切だと説明がありました。そして、想いを感じる練習『プラスのめがね』というワークが始まりました。


*** アクトMTメルマガ148号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。
そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <プラスのめがね>

「プラスのめがね」というワークが始まった。誰にも、何でも、よいところがあると考え、相手のよいところを見つけて、それを相手に伝えることを練習するワークだ。始めに、『しかくに太陽』というテーマで絵を描いた。

一夫は自分が描いた絵を見て、『なんと情けない絵だ!』と思っていた。すると、和泉コーチが言った。

「これから、その絵に込められた想いを発表していただきます。」

それを聞いて、一夫は再び自分の絵を見て思った。

『え~。こんな絵に想いなんてあるわけがない。なんと説明すればいいのだ!』

さらに、コーチが続けた。

「その前に、今、皆さんに描いていただいた絵を右側の人に渡してください。」

一夫が自分が描いた絵を右隣に渡すと、一夫には左側から1枚の絵が回ってきた。そして、コーチが続けた。

「今、皆さんが持っている絵を、自分が描いた絵として、その想いを発表してもらいます。何を描いたかではありません。どんな想いで描いたか。この絵には、どんな想いがこもっているかを発表してください。」

そう言われて、一夫は自分が持っている絵を見た。愕然とした。

『これは何という絵だ。自分の絵よりひどい。何を描いたか、まったく分からない。』

絵から想いを感じる時間として1分間が与えられた。一夫は、改めて手元にある絵を見た。そして、何が描いてあるか考えたが、何も思い浮かばなかった。しかし、何とか『こんな絵かな?』という説明を思いついた。一夫は、『できた!』と思い、最初に手を挙げて、それを発表した。

すると、コーチから改めて注意があった。

「何を描いたかという説明ではなく、どんな想いで描いたか、どんな想いが込められているかを発表してください。」

次に右隣の人が、一夫の絵を見せながら発表した。

「朝起きたら曇っていて、お日様が見えませんでした。でも、そのうちに顔を出してきて窓からいっぱいに光が差し込んできました。そして、今日も頑張るぞという気持ちになりました。」

一夫は驚いた。『自分の下手で、何だか分からない絵を、これほどきれいに説明するんだ。』一夫はその説明に感心しながら、そんな風に説明してくれたことで、うれしさと照れくささを感じて思わず笑顔になった。

全員の発表が終わり、コーチから説明があった。

「今、皆さんが描いた絵の想いを、隣の人が発表しました。皆さんの中で、勝手に説明して・・・などと、嫌な思いを感じた人はいますか?」

誰も手を挙げなかった。

「では、隣の人の発表で楽しいとか嬉しいなどと感じた人はいますか?」

すると、全員が手を挙げた。コーチが続けた。

「皆さんのこのような下手な絵でも想いは感じることができます。そして、そんな下手な絵でも・・・何度も下手と言って申し訳ありませんが・・・そこから感じた想いを相手に伝えると、相手はうれしくなります。この想いを感じるこころが、プラスのめがねをかけるということです。

例えば仕事で、ある人がお客様のためと思ってやったことで失敗してしまいました。このとき、失敗した結果だけを見るのではなく、『お客様のために』という想いに視点を移して『お客様のために、次は頑張ろう』と伝えます。

皆さんもプラスのめがねをかけて、想いを感じて、良いところを見つけてください。」

一夫は、コーチの『下手な絵』という言葉にムッとしながらも、『なるほど。そういうことか』と思った。

『よいところとは、想いということなのだろうか。今までに、想いを感じるなど、考えたこともなかった。想いなんかより、事実や言った言葉が重要だと考えてきた。想いを感じるなんて、自分にできるのだろうか?そのために、プラスのめがねをかけるのか。』

一夫が考えていると、コーチが続けた。

「想いは、はずれても大丈夫です。さっきの皆さんの絵には想いなんてなかったはずです。それでも、相手から言われると、うれしくなりました。同じように、相手の話を聴いたら、感じた想いをそのまま伝えればよいのです。」

和泉コーチの説明は、簡単にできそうな言い方だったが、一夫は思った。

『想い!何となく分かってきた感じはする。でも、感じた想いをそのまま伝えればよいと言われても、今の自分には、想いを感じることはまだ難しい。』

この勉強会で、一夫の課題である『想い』は、まだまだ感じるところまではできないようだ。しかし、『プラスのめがね』で少し分かった感じになったようだった。

次回に続く。


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