アクトMTメルマガ142号:令和を楽しむ<『自分らしく生きる』とは?(その2)>

コーチング勉強会で『自分らしく生きる』をテーマにそれぞれの考えを発表しました。自分の目標を達成すること。人のために役に立つ生き方をすること。などの意見が出ました。一夫は、『自分の好きなことをやって生きること』と答えました。すると、和泉コーチが一夫に質問をします。どんな質問でしょう。

*** アクトMTメルマガ142号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <『自分らしく生きる』とは?(その2)>

この日のコーチング勉強会の最後の課題となった。『自分らしく生きる』とは、どういうことか?について、一夫に答える順番が回ってきた。

「自分らしく生きるとは、自分が好きなことをやって生きる。ということだと思います。でも、まだその自分の好きなことが見つかっていません。」

一夫が、こう答えると、和泉コーチが質問した。

「神崎さんが、最近、力を入れていることは何かありますか?それは、何でしょうか?」

「はあ。力を入れていることですか?しいて言えば、マンションの自治会の役員ですかね。」

「自治会の役員ですね。」

「はい、一応、会長をやっています。」

「お~。会長さんですか。ご苦労様です。会長さんとして、どんなことに力を入れていますか?」

「そうですね。まずは、皆さんの意見をしっかりと聴こうと思っています。」

「意見をしっかりと聴くことですね。そのために、具体的に心掛けていることは、ありますか?何でしょうか?」

「え~。まずは、ここで教えてもらった、うなずきと相槌をしっかりやろうと思っています。」

一夫は、こう答えながら、うなずきも相槌もまだできていない自分を感じていた。

「お~、いいですね。うなずきと相槌でしっかりと皆さんの話を聴こうと思っているのですね。分かりました。頑張ってください。期待しています。」

和泉コーチから言われて、一夫は思った。

『そうだ。今度の役員会では、本気でうなずきと相槌をやってみよう。』

その後、全員の回答が終わって、和泉コーチが言った。

「皆さんから、いろいろな『自分らしく生きる』というお話をしていただきました。ありがとうございました。人それぞれに大切にしていることが違うので、『自分らしく生きる』にもいろいろありますね。これからも皆さんそれぞれの『自分らしく生きる』を大切にしてください。」

和泉コーチの話を聴いて、一夫も思った。

『ほかの人の話を聴くまでは、誰でも自分と同じように『自分らしく生きる』とは、『自分の好きなことをやる』ということだと思っていた。いろいろな考え方があるものだ。

それにしても、自分の考える『自分の好きなこと』とは、いったい何だろう?自分に見つかるだろうか?和泉コーチに、力を入れていることを聞かれて、自治会長と答えたが、これは、好きなこととは違うだろう。』

コーチング勉強会が終わった。家路についた一夫は考えていた。それは、今日の勉強会で学んだ『ことばのキャッチボール』だった。

『春日の奥様が声を張り上げた理由は、はっきりと分かった。腕を組んで目を閉じていた自分が悪かった。これからは、相手に顔を向けて、聴く姿勢を見せるようにしよう。

でも、これから春日の奥様の言葉をうまくキャッチできるか不安だ。まずは、自分がまだ満足にできていない『うなづき』と『相槌』をしっかりとやってみよう。『繰り返し』や『感情の反射』は、まだ自分にはできない。』

そんなことを考えながら、家のドアを開けた。

次回に続く。





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