アクトMTメルマガ147号:令和を楽しむ<想いを感じる>

一夫は、マンションの夏祭りで自分が担当する焼きそば屋については、家族の協力が得られてホッとした気持ちになりました。しかしその一方で、他の役員たちはしっかりと準備を進めているか、どれだけの住民たちが夏祭りに参加してくれるか、一夫はまだまだ不安です。今日は、3回目のコーチング勉強会が開催されました。


*** アクトMTメルマガ147号 ****

我々、昭和世代は、激動の中に育ち、平成を必死に働いてきた。
そして今、令和は、自分のために、自分自身の人生を楽しむ時代だ。

■令和を楽しむ <想いを感じる>

6月のコーチング勉強会が開催された。前回の『相手を受け止める』というテーマでは、一夫には納得できないことがあった。相手が間違っていると思っても最後まで相手の話を聴きなさいと言われたことだ。さらに、テーマの『相手を受け止める』ということは、未だによく理解できていない。しかし、練習セッションでは、相手の上手な「繰り返し」で話を聴いてもらって、会話の楽しさを感じたのだった。

いつものように、始めに参加者全員と握手する握手ワークが終わって、和泉コーチが話を始めた。

「今回のテーマは、『想いを感じる』です。人の話でも、行動でも、それは、その人の『想い』が外に現れた結果です。今日は、その『想い』を感じていただきます。」

『想い』は、一夫が理解できていない課題の一つだったので、どんな話か楽しみにしていた。さらに、和泉コーチが続けた。

「コーチングの目的は、その人が目標を達成したり課題を実現することです。でも、もっと大切なことは、『想いをかなえること』です。

例えば、『医者になるために大学に入る』という目標があったとします。この目標だけをぶら下げて、『合格するために勉強しろ。もっと勉強しろ。』と言っていると、嫌になってしまいます。大切なことは、医者になってどうしたいかという『想い』です。

『医者になって、難病の患者を救いたい。』という『想い』を大切にして、『難病の患者さんに喜んでもらえるように頑張ろう』と言うと、やる気が出てきます。」

この和泉コーチの解説を聴いて、一夫は思った。
『先日、医者家族の息子が大学受験を前に事件を起こしたが、そんな目標の押し付けがあったのだろうか?医者の父親が、自分自身の医者になった想いを息子に話していれば、事件を防ぐことができたかも分からないな。想いとは、そんなものなのかな。』

こんな話に続けて、今日のワークが始まった。「プラスのめがね」というワークだ。誰にもよいところがあると考え、相手のよいところを見つけて、それを相手に伝える練習だった。

しかし、一夫は、よいところより、その人の悪いところを指摘して直してやることが大切だと考えていた。それ以前に、よいところなど、そう簡単に見つかるはずがないと信じていた。

「絵をかいてもらいます。」と言って、クレヨンと画用紙を渡された。一夫は、「絵を描く」と聞いたとき、「本当に絵を描くのか。自分の一番苦手な絵だ。下手な絵を描いたら、皆からどう思われるだろうか。」と不安になった。

1回目は、テーマを与えられてから10秒間で描く。与えられたテーマは「しかくに太陽」と、よく意味が分からないものだった。一夫は、『しかくに太陽?』と、つぶやいたまま、手が止まっていた。するとすぐに「残り時間 5秒です。4秒、3秒・・・。」とカウントダウンが始まった。一夫は焦った。そして、四角と丸を描いて終わった。

続けて、もう1回描いた。2回目は、1分間の考える時間が与えられた。そして描く時間も1分だった。テーマは、同じ『しかくに太陽』だった。

『しかくに太陽』一夫は、またつぶやきながら考えた。しかし、考えても何も出てこなかった。結局、時間ギリギリになって、焦り、オロオロするような思いで描き終えた。

そして改めて自分の絵を見て思った。『なんと情けない絵だ!』

実は、これで終わりではなかった。これは準備だった。グループに分かれて、『その絵に込められた想いを説明する』というのだ。その説明を聞いて、一夫は再び自分の絵を見て思った。『こんな絵に想いなんてあるわけがない。なんと説明すればいいのだ!』。

次回に続く。


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